雨漏りの危機!建物診断士の見立てに震える

amamori お家購入&リフォーム

崩壊しかけの我が家の下屋
リフォーム会社の建物診断士さんが調査に来ました

この前見つけた、崩れて自然に還ろうとしている我が家の下屋げやの惨状

そのままにしておくこともできないのでリフォームをすることにします

まずは状況確認のために建物診断士の方がみえました

問題の下屋の他にお家全体の劣化状況を確認していただきます

状況は深刻さと緊急性が増してきました

どうなるの?コレ?

ということで建物診断士さんの見立てとこれからのことをまとめてみました

お家のメンテナンスをするべきところがプロの目線で指摘されますので、

外廻りのリフォームをお考えの方や、これから中古住宅を購入しようとする方にも参考になると思います

  • お家の外装リフォームを考えている
  • 我が家も雨漏りが心配
  • 我が家が危機的状況になる前に危険な個所を予習しておきたい
  • お家の外廻りに起こる問題を知っておきたい
  • 中古住宅を購入する予定がある

このような方はぜひ読んでみてください

ほのか家と似たような状況だったら、手遅れにならないようにすぐに建物の診断をしてほしいです

お家のメンテナンス考えているなら、するべき場所などがわかると思います

雨漏りの危機!お家の状況確認

お家の現況と問題点

約1時間ほどかけてお家の外廻りの点検をされて、現状の問題点を指摘されました

下屋げやは相当ひどい状態

写真に写っているのはお家の北側部分の軒天のきてんです

下屋の中の防水が切れていて建物内部に水が廻っている可能性が高いとのこと

今のところ室内の雨漏りは見つけていませんが、もしかしたら気がついてないだけかもしれない

調査してもらって、幸い雨漏りはしていない、とわかっても下屋は全取り換えしないとならないようです

四方向に下屋があるお家なので全部取り換えるとなると大変大掛かりな工事になります

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剥がれ落ちてしまっている軒天
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瓦の割れ、軒樋からの雨水のあふれが原因
スレート瓦が割れて水を含んでしまっている

下屋にいているのはスレート瓦です

このスレート瓦はもろくて割れやすい瓦です

このお家は1982年に建てられたものですが、多くの建物はこのスレート瓦が葺かれていていると思います

奥の方の瓦の色が濃く茶色っぽくなっていますよね

この辺りがさっきの軒天写真の真上です

雨水を吸い込んで、晴れていてもずっと湿った状態になっています

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水分をたっぷり含んでしまったスレート瓦
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あちこちにコケが生えてます

ところどころにヒビが入っているのもわかりますか?

このヒビが4方向の下屋のあちらこちらにあります

瓦のカタチに沿っても色が変わっているので、瓦自体が浮いてしまっていてそこからも水がしみ込んでしまっているようです

大量の水を含んでしまっているためコケも生えています

表面の茶色くなっている部分と、軒先のきさきの白っぽく見えているモコモコしている部分

これがコケ

あ~コケ生えてるな~、瓦いつまで持つかな~って悠長に構えてた自分を殴りつけてやりたい

外壁はチョーキング現象が起きている

チョーキング現象というのは外壁の表面が熱や紫外線、風雨によって劣化してチョークの粉を葺いたようになってしまう現象です

外壁をかるくこすってみると白い粉がついてきます

この状態は外壁の防水機能も切れてしまっているので塗装するタイミングです

放置しておくとさらに劣化が進んでしまうだけです

お家の購入当時、8年前にリフォームをして外壁塗装をされていたと聞いていたのですが、

入居してから2年ちょっとなのでトータルすると10年ほど経過する計算

塗装はそのぐらいの期間で防水効果がなくなってしまうものなんですね

もうちょっと持つものかと思ってました

認識が甘かった…

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うっすら白くなっているのが外壁の劣化した塗装です
外壁にはひび割れが多数

大きめのひび割れもありますが、細かいひび割れも多数あります

このひび割れから雨水が徐々に入り込んでしまいます

雨水が浸み込むのを防ぐためにも外壁塗装はしなければなりません

一番深く見える直線状のヒビ

これはちょうど増築している部分との境目なのですけれど、

私としては、まぁそりゃ、増築してんだから割れ目できて当然だよね~くらいの認識でした

建築のプロからするとここが一番ヤバいって言ってました

えー!そうなの?!またもや私の認識違いが発覚

このずぶの素人めが!!自分に張り手を食らわせてやりたい

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この増築部分との接合部分が一番ヤバいらしい
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こういった細かいひび割れが多くみられます
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窓枠下辺りにけっこうあります
サイディング部分のシーリングが劣化

中央付近のサイディングに挟まれて、ちょっとへこんでいる縦の部分

この部分がシーリングです

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細かいひび割れ。さわると固いです

施工時はやわらかく弾力のあるシーリングですが、時が経つにつれて固くなりひび割れを起こします

もうすでに小さなひび割れができていますよね

この部分が割れると雨水が入り込んでしまいます

これは経年劣化によるので仕方がないものです

このシーリングも打ち替えが必要です

※わたしたちのお家の外壁は大部分がモルタルで、一部サイディングという構造です

リフォームはどんな工事をすることになる?

お家の現況と問題点がわかってきました

今現在のわかっている状況から、やらなければならない工事を診断士さんが予測しました

  • 下屋の下地を作り替え
  • 下屋のかわら交換
  • 雨どい交換
  • サイディングのシーリング打ち替え
  • 外壁塗装

この工事内容だと必ず足場を組むことになります

補修工事くらいの軽微なものであれば足場を作る必要がないのですが、ここまでひどいと足場がないと工事できないです

この足場代がけっこう高いんだよね

お家の南側は下屋げやの上にバルコニーかあるから、これも取り外さないとならないです

下屋の範囲がけっこう広いので、使う部材も多くなるそう

これで1階部分に雨漏りがあったら、ここも検討していかなければならない

とのこと

どうなっちゃうんだろう…

これは大変なことになった

いったいどのくらいの金額がかかるんだろうか…

また来週、見積もりを出すために詳しい建物の状況を調査しに来られる予定です

お金のことをまったく心配しなくていいんだったらこの状況はものすごく興味深いんですけどね

けっこう長いこと建築業界でお仕事してるから、こんな経験してるのも実はちょっとワクワクしてます

でもお金のこと考えるとものすごい勢いで現実に引き戻されます

ライフメーター、ギュイーンって爆下がり

次回、見積もりを見たときの私、ちゃんと息できてるかな?

今後のスケジュール

見積もりを出してもらうため、再度建物の状況を詳しく見てもらいます

見積もりが出て、金額に納得できたらリフォーム工事の契約となります

支払金額がすぐに用意できるのであれば着工できますが、

支払いができない、という場合はリフォームローンの検討もしなければなりません

リフォームローンを組める金融機関を探し、ローン契約もします

また、地域によっては助成金を出してくれるところもあるようです

リフォーム業者さんによっては相談にのってくれるところもあるようです

うちの場合はどうかな?

これから打ち合わせが満載

雨漏り回避のため、これ以上の崩壊をさせないためにあまり時間が取れないのが困ったところです

時間との勝負

キツイなぁ~

まとめ

このお家の内見に来た時にもこのスレート瓦の割れはありました

あー割れちゃってるなーくらいでさして気にも留めていませんでした

こんな大きな問題だったんですね

勉強不足を痛いほど痛感しています

ここまでひどくなってるの気がつかなかった

認識が甘かった

5年、いやお金無いから10年後くらいまでにはなんとか目処つけて

瓦取り替えて外壁塗装しないとななんて思ってたんですけど…

こんなに早く、しかもめちゃくちゃ悪い状態になってるとは…

この時直しておけばここまでにはならなかったのにと…

猛省中です

もし今、中古住宅の購入を考えていらっしゃっている方でしたら

下屋や屋根の瓦の状態はしっかり確認されてくださいね

あとは…お金ですね…足りないといざというときに行動ができません

うちはこれで今絶賛悩み中

中古のお家を持つ、ということは事前のハプニングのための準備が必要ということですね

あ~今日も雨降ってる…

雨音がこわい…

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