中古住宅の不動産取得税はいくら?届いた納付通知書にびっくり!

お家購入&リフォーム

不動産取得税ってなに?
お家を買ったときにかかる税金みたいだけど、いつ頃、どのくらい払うものなのだろう?

私がお家を買う計画を始めたときに当った疑問でした。

今回は実際に不動産取得税がどのような税金で
自分が支払うケースに該当するのかしないのかがわかるようにまとめました。

私がやらかした失敗談もあります(;’∀’)

実際に不動産取得税の通知が来た時に慌てないように
事前の認識として活用していただければと思います。

・不動産取得税の通知書(納付書)はいつ頃届くのかな?
・中古住宅の不動産取得税ってどのくらいかかるかな?
・不動産取得税の申告手続きはどうするの?

このようなことがわかると思いますので
疑問のある方は参考になさってください。

不動産取得税の通知書(納付書)はいつ頃届く?

不動産取得税はお家を買った後
数ヶ月たった頃に一回だけ納付する税金です。

取得した土地建物について税額が計算されて
納付額が決定すると通知書(納付書)が送られてきます。

私の場合はお家を購入してから約半年後に通知が届きました。

不動産取得税ってどのくらいかかる?

不動産取得税は土地と建物のそれぞれの「固定資産税評価額」に税率をかけて
納付額計算をした後
控除額の計算をして最終的な納付額が決定します。

軽減要件にあてはまっていれば納付額が0円になることもあります。

中古住宅の軽減要件というのはざっくり説明するとこれです。

・建物の床面積が50㎡以上240㎡以下
・居住を目的とした住宅
・1982年1月1日以降に建築された建物または新耐震基準に適合していると証明された建物

資金計画の段階でどのくらいかかるのかを知りたい場合は
購入を検討している土地と建物の評価額がわかれば

自分でも計算をすることができます。

土地と建物の評価額は
前年の固定資産税の納税通知書(公価証明書)の写しがあれば確認できます。

不動産屋さんは必ず控えを持っているはずなので
事前に確認させてもらってください。

税額と控除額の計算の仕方はこちらのサイトが詳しく説明してくれています。
分かりやすかったです。

不動産取得税とは? いつ支払う? 計算方法と軽減措置の申請まで - 住まいのお役立ち記事
不動産取得税とは何かを知っているだろうか? 損をしないためにも、計算方法や軽減措置について基礎知識を身に着けておこう。不動産・住宅に関する総合情報サイトSUUMO(スーモ)

※軽減税率適用の期間がありますのでご注意ください

不動産取得税の軽減申請手続きはどうするの?

不動産を購入したら税務署にもお知らせをしないとなりません。
これが申請手続きです。

申請期限はお家を購入してからおおよそ10日~60日以内の様です。

必要な書類と認印を持参して税務署で申請用紙に記入をするだけです。

必要な書類は自治体によって変わるみたいですが
登記証明書の写しは必ず必要になるので準備をしておいてください。

申請のしわすれにご注意!

私のやらかした失敗です。

私のところにも不動産取得税の納付通知書と納付書が届きました。

届いたお知らせを見てびっくり!
約14万円を支払って、という内容です。

見た瞬間慌てました。

どうしてかというと不動産取得税は納付しなくてもいいと勝手に思い込んでいたからです。

お家購入の予算を立てている時に、不動産取得税はどのくらいかかるのか計算してみたんです。
だいたい14~15万円くらいという結果でした。

軽減要件に当てはまらない場合はこの金額を支払うことになります。

私たちの購入したお家は軽減要件にあてまっているお家なので

控除額を計算し最終的な金額を出したところ0円になりました。

税額計算はほぼ合ってたんだなぁと
それは自分をほめてあげたい気分になりましたけど、今はそれどころじゃない!

今回納付額は控除がまったくされていない金額という事なので
もしかしたら軽減要件にあてはまってなかったのかも
読み間違えていたのかもと思ってもう一度確認してみました。

うちの場合やっぱり軽減要件にあてはまっています。

???なんで納付書が届いたんだろう???

それはわたしが申請をし忘れていたからでした。
なんてこった!

控除を受けるためには税務署へ必要書類を持って
申請をしに行かなければならなかったのです。

計算をして0円だったんで納付書は送られては来ないだろうと勝手に思い込んでしまったんです。

これが間違いだった!
思い込む前にやらなきゃならないことがあったのです。

ヤバイ!今からでも間に合うだろうか?
自分のまぬけさにため息がもれます。

すぐに税務署の担当部署へ電話をして問い合わせをしました。

めちゃくちゃあせりましたが
税務署の方からは
「認印と書類を持って申請に来ていただければ大丈夫ですよ」と
特に問題無しなカンジで返答いただきました。

よかったぁ~

さっそく税務署へ行って
担当者の方に教えていただきながら申請書に記入押印をして書類を提出しました。

書類は登記事項証明書の写しだけでした。

自治体によっては建物図面などの書類も必要になるようです。

「一週間ほど後に税額決定のお知らせが届きます。
おそらく今回は納付額は無いと思われますが、納付書が同封されていた場合は納税をお願いします。
のこと。

20分くらいで申請は終わりました。

とりあえずほっとしました。
あとは決定を待つばかり。

一週間後に税務署から通知書が届きました。

封を開けるの、ちょっと緊張しました。
どうなったかな?

納付額は0円でした。

いや、よかった…ほっとしました。

私の場合はさほどの問題も無く手続きができましたが
自治体によっては申請期限を過ぎてしまうと手続きができないところもあるようなのです。

申請期限はお家を購入してからおおよそ10日~60日以内の様です。

自治体によって違う様なのでホームページなどで確認してみてください。

「評価額」の調べ方

計算の基準になる「評価額」これってなに?
ってなったんだけど調べる方法はふたつありました。

まずひとつめはさっきもお伝えした方法。

売主さんに前年の固定資産税の納税通知書(公価証明書)の写しをいただくこと。

この通知書に評価額が記載されています。

これが一番正確だと思います。

お家の購入を検討し始めた段階で不動産会社の担当者にお願いしてぜひもらってください。

これから毎年支払うことになる固定資産税もこれで確認できるので
今後の資金計画を立てるのにも役に立ちます。

納税通知書がいただけない場合はふたつめの方法で調べます。

この「評価額」というのは不動産の売却価格相場の70%くらいの数値なのだそうです。

検討している土地周辺の売却価格相場を調べて
その70%がだいたいの評価額となります。

売却相場価格×70%≒評価額

この計算式に当てはめてみてください。

不動産取引価格はこちらのサイトで調べることができます。

https://www.land.mlit.go.jp/webland/servlet/MainServlet

調べたい場所がピンポイントであるわけではないので
周辺の不動産のだいたいの平均値を出すのがちょっとめんどくさいんですけど
この計算で当たらずしも遠からずの数字がでました。

ちなみにもうひとつのおまけ

固定資産税納税通知書に記載された評価額の70%を割り戻しした額がこの辺りの不動産の相場です。

(評価額×70%≒売却相場価格)

売りに出されている金額がこれよりも高ければ指値をする
といった根拠の数字にも役に立ちます。

でもお家の価格は売主さんがいいよ
って言ってくれた金額が売値だからあくまでも交渉材料にすぎないですけどね。

まとめ

住宅を購入すると一回だけ「不動産取得税」という税金がかかります。
だいたい購入後から半年くらい経った頃に通知書が届くようです。

土地と建物にかかる税金のため一度に支払う金額は大きいものです。
住宅を購入する予定の方は前もって予算に組み込んでおくことをおススメします。

納税をするにはお家を取得してから60日以内に
都道府県の県税事務所に申請をしなければなりません。

この申請の時に不動産取得税の軽減措置の申請も行います。
※軽減税率適用の期間がありますのでご注意ください

この申請をし忘れてしまうと納税通知書の金額にびっくりすることになります。

せっかく国で用意してくれている軽減措置ですので
ありがたく使わせていただきましょう!

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