引越しなんて普通はめったにない起こらないイベントなので、相場とかよくわからないですよね。
わたしは引越しを考え始めたとき、こんな風に戸惑いました。
今後の生活もあるのでどのくらい費用が掛かるものなのかも知っておきたいし、
実際に引越しをお願いするなら損はしたくない!
そう思ったのでいろいろ調べてみました。
これから引越しをされる方の参考にもなると思いますのでぜひ読んでみてください。
私たちの引越しの経験も交えながら、引越しをするための準備と業者の選び方、引越しの費用を抑えるためにやっておきたい事をまとめました。
・自分に合う引越し業者の選び方
・引越し業者と契約する際の注意点
こんな事がわかりますので参考になさって下さい。
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引越しの準備
おおまかな引越しの費用を確認しよう
引越しする事は決まってるんだけど、まだ詳しい日程などが決まっていない段階という場合
今後の生活のためにも、引越しにどのくらいの費用がかかるものなのかは把握しておきたいですよね。
そんな場合は引越し費用のシュミレーションサイトを使うといいです。
運びたい荷物の量や移動する距離などの情報を入力することで自分のお家の引越し費用を確認することができます。
高いようであれば荷物の量を減らすなどの対策をすることができます。
このサイトがわかりやすかったです。
おおまかな引っ越し費用を確認できます。
上記のサイトは相場として知っておいてという程度のものなので、
もう少し現実的な数字が知りたいという場合は一括見積りをしてみるといいと思います。
大手の引越し業者の見積もりを取ることができます。
ただ、こういったほとんどのサイトが電話番号の入力が必要になります。
そのため営業の電話がけっこうかかってきます。
電話攻撃が嫌だなという場合はこのサイトはいかがでしょうか?
SUUMOのサイトは電話番号の入力は任意です。
引越し費用をおさえるためにやること
1.引越し日を閑散期にする
3月~4月は引越しシーズンです。
引越しが多いこの時期は引越し費用が割高になるのできることなら避けたいところです。
10月くらいも会社員の人事異動などで引越しが多くなる時期のようです。
この時期を避けることで引越し費用を割安で設定してもらえることが多いです。
2.荷物の量を減らす
運んでもらう荷物の量を減らすことが費用をおさえるのには重要なポイントです。
◆小物類や衣服などは自分で運ぶ
自分で運べるものは運んで大型の家具類だけ引越し業者にまかせるというのもひとつの方法です。
大手の引越し業者さんは使うトラックの大きさで見積もりを取るので、積む荷物が少なければ費用は少なく済みます。
引越し作業に必要になる人手も減らせることで手数料もおさえられます。
引越し先のお家の状況も確認です。
前面道路の巾が狭い場合、作業中に駐車できるスペースが無いということで近隣に一時的に駐車場を借りなければならないケースもあります。
その場合は引越し費用の他に駐車料金が必要になります。
お家の前に停めることができないので、家の中まで荷物を運ぶ距離が長くなる分、労働時間が長くなるし手間もかかるので費用もUPします。
そういったことも考えられるので、利用するトラックの大きさを抑えるために荷物を減らす工夫をするのもおススメです。
◆不用品は処分する
引越し業者の不用品引き取りサービスも利用することができますが、これにも費用が掛かります。
住まいの地域の粗大ごみ回収を利用したり、粗大ごみとして持ち込んだりすれば費用を抑えることができます。
3.荷物の梱包・荷ほどきは自分でやる
荷物の梱包や荷ほどきを業者でやってもらうか、自分でやるのかによっても費用は変わってきます。
4.家具レイアウトを考える
例えば、2階に大きな家具,家電を運ぶとなると吊り上げなどの工程も必要になり費用は加算されます。
家具レイアウトも事前にチェックしておくといいですね。
不用品処分や荷物の梱包,荷ほどきをしてくれるという引越し業者さんのサービスは、わずらわしい引越しの準備をしなくて済むという便利なサービスでもあります。
これを活用して自分の時間を確保するのもありだと思いますので、この辺りのバランスを考えて納得の引越し費用を割り出してください。
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自分に合う引越し業者の選び方
引越しの日程も運びたい荷物の量も決まっている場合
引越し業者の立ち合いで実際に運ぶ荷物と、引越し元と先の状況を確認してもらって見積を出してもらいましょう。
この訪問見積額が1番正確です。
後から追加料金がたくさん発生したというトラブルを事前に回避できます。
一括見積りをしてもらった業者さんに頼むのもいいですね。
訪問見積りを取るのは3社くらいがオススメ。
立ち合いの必要があるので、その日時の調整も大変だし多すぎても選択に困りますので3社くらいがちょうどいいと思います。
3社は多いよ!という方も、最低2社の見積もりは取った方がいいです。
1社だけだと比較ができないので2社の見積もりで比較してから契約に進んでください。
一方の見積もりから金額交渉するのも手です。
実際、訪問見積りはちょっと面倒ではあるのです。
でも後から「ここは見積もってなかったので追加費用を支払ってくださいね」などというトラブルを未然に防ぐためにも
引越し業者と自分がしっかり引越しの内容を理解しておくのが重要だと思います。
相見積もりを取る事は業者さんに事前にお知らせをしておきます。
たいていの業者さんはそれを見越して見積額を提示してくれます。
訪問見積りのやりとり
私の経験談です。
見積りはこちらの業者さんにお願いしました。
・「くらしのマーケット」から選んだ引越し業者さん
・サカイ引越しセンター
・アート引越センター
くらしのマーケットは口コミ比較サイトです。
【くらしのマーケット】入力した情報にマッチングした結果が表示されるので、口コミの内容を確認して自分に合いそうな業者を探すことができます。
登録している業者さんは中小企業や個人事業者さんです。
引越し業者も数多く登録しています。
サカイ引越しセンター
http://www.hikkoshi-sakai.co.jp/
友人が引越しの際に利用して対応がとてもよかったからとおすすめしてくれたのでお願いしてみることにしました。
アート引越しセンター
https://www.the0123.com/
大手の引越し業者の見積もりをもう一つ取っておきたかったので評判のよさげなところでお願いしてみました。
3社とも、ネットの見積もり申し込みフォームから連絡をしました。
見積りの内容
「くらしのマーケット」からの業者さん
訪問での見積りを希望したのですが、電話のみの打ち合わせにしてほしいとのことでした。
そこでの打ち合わせ内容です。
運ぶ荷物の量や、引越しで移動する距離は事前にくらしのマーケットのサイトで済ませてあります。
・荷ほどきは自分でやる
・2tトラックで運ぶので何度か往復する可能性あり
・実際に現場を確認して、状況により追加の費用が発生する可能性あり
・洗濯機は取り外しのみ、設置はできない
見積額は8万円でした。
サカイ引越しセンター
訪問見積もりをしてもらいました。
・衣装ケースやタンス、下駄箱の中身はそのままでいい
・荷ほどきは自分でやる
・ダンボールは数に限りはあるが無料
・一度使用したダンボールの再利用でも良ければその分引越し費用の値引あり
・ざっと運ぶものの確認をし、6帖分のスペースがあるトラックで運ぶことに決定
・洗濯機の取り外しは無料のコースでやってもらえる
→取り付けは別業者になるので引越し費用には含まれない
引越し日と引越しの距離の確認をしての見積額はやはり8万円程。
まずは2社で見積もりを取った結果です。
うちの場合の引越し費用相場はこのくらいなんだと理解しました。
引越し費用を自分でシュミレーションしてみて予算を10万円と見込んでいたので、それ以下で引っ越しができる事が確認できました。
でも同じ8万円でも内容はずいぶん違います。
くらしのマーケットでお願いした業者さんは、対応はとても早くてていねいで感触は良かったんですけど、当日まで支払う金額が不透明な点が多くてちょっと不安を覚えました。
その点、サカイ引越センターははっきり金額がわかっていて助かります。
衣装ケースなど、洋服や靴の荷造りの手間も省けるのがとてもありがたいです。
友人のおススメということもあって、気持ちはサカイ引越センターさんに傾きます。
でも、もう少し安くなる可能性はあるかも。
日程的にきつくなるけど、もう一社見積りをとってもらおうと思ってたので
「他にも見積りをお願いしている業者さんもあるので後日連絡をします」と言って訪問見積もりを切り上げようとしました。
ですが何やら営業所と電話でやり取りを始め、電話が終わったらしたらちょっと待ってくださいね~と言いつつ「お客様アンケートではうちの営業所、サービスで高評価をいだいてるんですよ〜地域で一番です♪」とか「エアコン変える予定があるならこれちょっとお得に買えますよ〜(*’▽’)」とかそんな営業トークが始まりました。
うわぁ〜面倒なのはじまっちゃったな〜
訪問見積りはこれがあるから困っちゃうんだよなぁ〜と思ったのですが、もしかしたらいい話も聞けるかもしれないとしばし営業トークを聞くことにしました。
でもさほど自分達に必要な情報が無かったのでなんとか切り上げようとしました。
がんばったんですけど、さすがベテランぽい営業さん。
なかなか帰る素振りを見せません。
どうしようかなぁと考えていたところ、営業所からの返信が…
しばらく会話をした後「今、交渉の結果の返信があったんですけどね、引越しの時間帯をこちらで指定させていただけるならこの金額でお受けできますけどいかがですか?」と
…そして提示されたのが61,000円。
??!えっ?!いいの?
結果、営業さんに粘り勝ちされたわけですけど、うち的にも悪い条件ではなかったので契約することにしました。
もしかしたらこれから見積もってもらうアート引越センターさんではもう少し安くできるのかもしれませんが、予算よりはかなり安くなったので欲かくのはやめました。
正直、引越しが終わるまでは追加の料金とかかかるんじゃ無いの?とか疑ってかかっていたのですがそんなことも無かったです。
逆に、当日来てくれた作業員の方々の対応が素晴しいのなんの。
40年以上も暮らした部屋だったので、まぁ、いわゆる汚部屋ですよ。
ですがそんなことお首にも出さず爽やかに素早く荷物を運び出してくれます。
うちの父、昔気質で人の対応の仕方にうるさい人なんですが、その父が「気持ちのいいあんちゃんたちだ」って誉めてました。
そのあんちゃんに「これ、いい製品なんでつけておいた方がいい」と勧められたと言って、いつの間にか冷蔵庫の下の防護マット的な物を買ってました。まぁいっか(^_^;)
お客様アンケート地域一番もウソではなかった。
清々しさもいただけた引越しとなりました。
ちなみに、見積りの時にお米くれました。
契約が済んだ後、再利用のダンボールと布団をまとめる袋をくれました。
引越し業者と契約する際の注意点
引越し費用の他にも、引越しに付随してかかる費用があります。
エアコンや洗濯機の取付工事などです。
口コミをみていると、この取付費用のトラブルが多いようです。
引越し作業のオプションでやってもらえるものですが、これが思った以上に費用がかかってしまうといったことです。
引越し作業自体はお安くしてくれても、オプションをつけると高くつくというレビューもあります。
結論から言うと引越し業者さんとは別の業者が取付けに来ることになるので、
エアコンや洗濯機の取り外し、取付けの業者も相見積りをとってみてもいいかもしれません。
私の場合は、洗濯機の取付けと取りはずしをお願いしました。
洗濯機については引越し業者さんがなんとかしてくれるものだとばっかり思い込んでいたので、何も考えずにお願いしていました。
引越し日に取りはずしを済ませてくれて、翌日に引越し業者さんとは別の業者さんが取付けにきてくれました。
この業者さんはサカイ引越センターからの紹介です。
6年くらい使っている洗濯機なのでどこか具合は悪くなっているだろうと思っていたところ、排水ホースの破れがあるとの事。
交換しないと近いうちに水漏れを起す可能性があると言われ、それなら仕方ないね、とホース交換もしてもらうことになりました。
なので取付けにかかった費用は11,000円。
思っていたより高くついたな〜っと思っていたのですが、この、「排水ホース交換しといた方がいいよ」は洗濯機取付業者の営業トークなんだそうですね。
あ〜、こんなところでひっかかってしまった(^_^;)
でも自分で取付業者を探すのも手間かかるし、手間や時間がかかるわりにそれほど費用の節約にならないし、
業者さんの手間賃とか材料費用なんかを考えるとまぁ、妥当なんじゃないかな~と
安くあげたくても自分では取り付けられないですから、プロにやってもらって安心も買ったと思えばさほど高いものでもないかと思います!
…と自分を納得させました。
でも口コミを見てると、まだ新しい洗濯機であっても理由をつけて部品交換などを営業してくるケースもあるようです。
そのあたりは気をつけてください。
くらしのマーケットの業者さんなら縦型洗濯機なら6,000円くらいから見積もってもらえるみたいです。
まとめ
引越し費用を抑えるコツ
・値引き交渉をする
・運んでもらう荷物の量を減らす
・引越しの繁忙期は避ける
・エアコンや洗濯機の取付費用の確認をする
支払わなくてもいいムダなお金は払わないためにやっておきたいことです。
皆さんの引越しが、納得のいく引越しになりますように!
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