春になると暖かくて過ごしやすい季節になりますが、お庭の雑草もすくすく育ちますよね
気がつけば一面雑草だらけ。。。
そして、むしってもむしっても元気よく生えてくる…
せっかくがんばって草むしりしたのに、また・・・(;_;)
暑いし疲れるからもういいや!って放置状態に、ということになってしまっているかもしれません
私たちのお家も引越してきた当初は約一年ほど空き家だったため雑草が伸び放題
日当たりの良い場所は腰の高さくらいまで雑草がはびこっていました
雑草が多いからか蚊もすごくて体中刺されて痒くてたまりませんし、狭いお庭だけど草むしりし始めるとけっこうな重労働
そして、むしったところからまたグングン生えてくる。。。
もーいや!ダメだ!めんどくさい!
匙を投げかけたその時、今後の草むしりの手間を省いてあげよう!と父がお庭を改造してくれることになりました
父的には孫が遊びに来るまでになんとかこのボーボー状態を改善してキレイにしたい思惑があったようです
父の頭の中ではお庭の構想が練り上がっている様子
かつての職人の血が騒ぐようです
カーポート組み立てなどエクステリアの職人をしていた父とそれを手伝っていた母
お庭造りのお仕事もたまに受けることがあったようで、大変だったけど楽しかったんだーと思い出話にも花が咲きます
さっそくホームセンターで材料をそろえてお庭改造に着手する父
母は少しずつかたちになってきたお庭を前に思うところがあるらしく、けど思うように体が動かせないので、ベッドの上から「そこはこーしなきゃ!…あっ、そこはこうしたほうがいいんじゃないの?」ともの申し、「わかってんだよ!うるせー」と父が返す
喧嘩してるんだかじゃれ合ってるんだかわからない夫婦の掛け合いを繰り広げながらお庭づくりが進んでいきます
そして愛する孫が来る前に完成したお庭がこちら♪
武骨な父からは想像できなかった可愛らしいお庭になりました
愛孫から「すごいね!可愛いね!」と褒められて満足気に目を細める父
ちょっと暗かったお庭がパーっと明るくなりました
砂利を敷き詰めたこのエリアにはほぼ雑草が生えて来ないので、草むしりの手間がかなり省けますし大助かりです
ほんとうに感謝です!
ではここでお庭の雑草のお手入れが格段にラクになった
『父直伝!雑草のお手入れがラクになるお庭のつくりかた』をご紹介します
- お庭の雑草に悩まされている方
- お庭を明るい雰囲気にしたい方
思ったより簡単にできますので、このような方は参考にしていただければ幸いです
父直伝!雑草のお手入れがラクになるお庭のつくりかた
使う材料と道具
使う材料はこちらです
- セメント
- 川砂
- 砂利
- 床タイル(屋外用)(置石でも)
- ピンコロ石(レンガでも)
道具はコレ
- 軍手
- ゴム手袋
- 水平器
- シャベル
- バケツ
材料と道具はホームセンターですべて揃います
雑草が生えにくいお庭のつくりかたの手順
- 花壇にする部分と通路にする部分を決めて境界に穴を掘ります
- ピンコロ石をはめ込みます
- 川砂とセメントを混ぜあわせます
- 通路にする部分全体に混ぜ合わせた川砂とセメントを撒きます
- 床タイル(置き石)を置きます
- 上から砂利を敷きます
- 軽くお水を撒いて完成♪
雑草が生えにくいお庭のつくりかたの解説
手順に沿った解説をしていきます
準備として、ゴム手袋をはめた上から滑り止めのツブツブがついた軍手で作業すると、手荒れも防げて握るシャベルなどが滑らないのでおすすめです
①花壇にする部分と通路にする部分を決めて境界に穴を掘る②ピンコロ石をはめ込む
花壇と通路の境界にピンコロ石を置くだけでも良いのですが、穴を掘って埋めておくことでよりしっかり固定されるのでおすすめです
ピンコロ石をどのくらい見せるのか調節しながら掘ってくださいね
ここは掘った穴にピンコロ石をはめ込んでいるだけなので、今後移動したい、とか雰囲気を変えたいという場合は簡単に取りはずせます
きっちり固定したい、もっと高さのある花壇を作りたい、という場合はモルタルを作ってレンガやピンコロ石を固定すると良いです
モルタルの作り方はこちら
③川砂とセメントを混ぜあわせる④通路にする部分全体に混ぜ合わせた川砂とセメントを撒く
川砂とセメントを川砂3:セメント1の割合で混ぜ合わせます
通路になる部分の場所で混ぜ合わせて、できたものを別の場所までバケツに入れて持っていくと道具も少なくてすみます
水分があると固まってしまうので水気のないバケツを使ってください
出来上がった川砂とセメントを混ぜ合わせたものをまんべんなく通路になる部分に撒いてください
重たいですががんばってください!
⑤床タイル(置石)を置く
床タイルをお好きな位置に置きます
床タイルは傾いていると、歩いているときにつまづいてしまい危ないので平らに仕上げます
置敷きした床タイルの上に水平器を載せて、平らになるように傾きを調整してください
ちなみに使う床タイルは屋外用を選んでくださいね
内装用タイルは素敵なものが多いので自分の好みに合うデザインの選択肢があったりするのですが、屋外で使うのは強度や性能の面で不向きです
屋外用の床タイルには外の環境にも耐える強度もあり、滑りにくい加工が施してあります
⑥上から砂利を敷く
通路になる部分に砂利を敷きつめます
今はガーデニング用の砂利も多く販売されているので好みのものを見つけてくださいね
⑦軽くお水を撒いて完成♪
仕上げに全体に軽くお水を撒いておきます
通路部分に撒いた川砂とセメントはモルタルの材料なので水分を含むことで硬化します
これが雑草を生やさない種明かしです
床タイルと砂利もゆるく固定されます
まとめ
雑草は放っておくとどんどん成長して大きくなり、範囲も拡大してしまいます
こうなってしまうとお手入れするのもかなり大変になってしまいますよね
草むしりをやる気力も起きなくなってしまいます
雑草の生える勢いが衰え始めて気候も穏やかになる秋などに、ぜひ雑草の生えにくいお庭造りチャレンジしてみてください
お手入れもラクちんになりますよ
お庭づくりは穴を掘ったり、砂利や砂を運んだりとほぼ力仕事になります
中腰の姿勢での作業が多いのでぎっくり腰などにならない様に気をつけてくださいね
最後によりしっかり石やタイルを固定をしたい、という方へモルタルの作り方を記しておきます
モルタルの作り方
モルタルはバケツに川砂とセメントと水を入れてこね混ぜてつくります
川砂3:セメント1の割合です
作り始める際、バケツには先に川砂を入れた方が良いです
先にセメント入れるても問題はないのですが、バケツに水気があるとネチョっというかベタベタしてしまって川砂と混ぜ合わせるときにちょっと大変になっちゃうんです
お水は材料を混ぜ合わせながら少しずつ入れていきます
ちょっと固めなソフトクリームみたいな感じにできれば完成です
モルタルは気温が高いと硬化時間が早まります
作ったらなるべく早く使い切ってしまってくださいね
真冬に完成した花壇は春になってお花いっぱいになりました!
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