工事をしてくれる職人さんへのお茶出しってどうしたらいいのかな?
意外と悩むのが工事中のお茶出しについて
依頼している方のマナーというか、昔ながらの慣習というか、お茶を出さないことが失礼にあたるのではないのかな?と思ったりしませんか?
外壁塗装などのリフォーム工事は数日間かかる作業ですし、そうなると職人さんともある程度顔見知りにもなります
なんにもしないのも気が引けるというものです
だけど実際にお茶出しするとなると、どのタイミングでお声をかけるのがいいのか?
これが難しい
お茶出しってけっこう難問なんです
そんなわけで今回は外壁塗装などのリフォーム工事中の職人さんへのお茶出し問題について
実際に経験をしたことをまとめていこうと思います
リフォーム工事中の職人さんへのお茶出し
お茶出しは必要か?
必要か否かと問われると基本、お茶出しの必要はありません
最近は契約時に業者さんの方からお茶出しはしなくてもいいと言われる事が多くなっているそうです
実際、私も営業の方から「出していただければ喜んでいただきますが、お茶出しは特に必要ありません」と言われました
ですのでお茶出しをする必要は基本的にはありません
昔と今とでは職人さんとの関係性が変わった
お茶出しが必要ないといわれる理由は施主と職人の関係性が変わったからです
お茶出しというのは、相手に対しての感謝の心だったりコミュニケーションの一環だったりします
もともとを辿ると、昔はお家のメンテナンスなどをお願いするのがご近所の大工さんだったりしたので、顔見知りでもある相手に対しての労いなわけです
そんな時代が長々と続いてきたため、お茶出しするのが当然のことと認識され慣習化されています
なんとなくわかりますよね
うちの父もカーポートなどの外構の工事をしていた職人だったので、私もたまに仕事の手伝いでついて行ったこともありました
訪れたお宅では「そろそろ休憩でもどうですか?」なんて言われてよくお茶を出していただきました
自宅で採れた野菜で漬物作ったから~
こんなのしか無いけど食べてみて〜
なんて言われてそれがめちゃくちゃ美味しかったとか、雑談が楽しかった覚えもあります
ふるまいを受ければがんばろうかな、って気になるのも人として当然かとも思います
古き良き時代でした
業者さんからのお茶出し不要の理由
今ではおそらくほとんどのケースが、ネットで検索して良さそうな業者さんを選択して工事依頼をするのではないでしょうか?
職人さんもその業者さんの下請けとして来られる方がほとんど
昔と違いビジネスライクな契約関係です
職人さんもビジネスとして来るので、その日一日の仕事の段取りなどを組んで仕事をされています
そこでお客の方からお茶の声をかけられるとちょっと面倒な部分もあったりするのです
- お客が世間話に花を咲かせすぎて作業に戻れない
- 一定時間拘束される
- いつも同じ時間にお休みできるわけではない
- 声をかけられれば断れない
こういった理由もあり、お茶出しをしなくても良いといわれるわけです
お茶出しをする時は?
そうは言っても外壁塗装などの工事は時間がかかります
数週間にわたり顔を合わせる職人さんですから、何もしないというのも気が引けるし
労いの意味を込めてお茶出しくらいしたい、という方もおられると思います
ではお茶出しをするにはどうしたらいいのでしょうか?
お茶出しをするタイミング
まず大原則として、こちらのタイミングでお茶のお声がけをするのはやめましょう
職人さんのお仕事の邪魔をしてしまうことになってしまいます
職人さんの休憩時間はたいてい『10時、12時、15時』くらいです
ですが仕事の流れでその時間ぴったりに休憩を取り始めるというものでもありません
なので職人さんのタイミングで手に取ってもらえるようにするのがベストです
方法として一番いいと思われるのが玄関先などの空いたスペースに飲み物などを置いておくこと
- 冷たい飲み物はクーラーボックスに入れておく
- 温かい飲み物はポットに入れて紙コップを添えておく
こんな感じでいつでも自由に摂ってもらえるようにすれば作業を邪魔しないで済みます
工事に入る前に職人さんへいつでもお取りくださいと伝えておいたり、メモを添えておいたりするだけで十分です
お茶を出す方も、「今出すべきかな?」とか「いつ出せばいいかな?」などと気をもまなくても良いのです
ラクに行きましょう!
お茶出しをするならどんなものを出す?
クーラーボックスに入れておくものとして、ペットボトル飲料がベストです
- お水
- スポーツドリンク
- 麦茶・緑茶
このあたりが一番無難です
うちの場合は工事中は連日の猛暑でしたのでこれが一番手に取ってもらえていました
- アイスティー・アイスコーヒー
- コーラ・甘くない炭酸水
- オレンジジュースなどなど
多くの職人さんが来られますので好みも様々
いろいろな種類の飲み物を入れておいていいと思います
冬の寒い時期にはポットに温かい飲み物を入れて、紙コップで飲んでもらえるようにしておくなどしておけばいいと思います
工事の現場はホコリが舞いますから上から布などをかぶせるなど、ホコリ避けはしておいた方がいいかもしれません
お菓子などの食べ物も添えたい場合は小分けされたものがいいです
私はチョコ菓子とかおせんべいとかいろいろビニール袋に入れて飲み物といっしょにクーラーボックスの中にいれておきました
ちなみにお菓子類はほとんど手をつけられていませんでしたが、最終日にはビニール袋ごと持ち帰ってくれていました
逆に気を遣わせちゃったかな?って気がしないでもありませんが…
まとめ
外壁塗装などのリフォーム工事でのお茶出しは基本しなくてもいいものです
お茶出しのあるなしで工事自体のクオリティーが下がることなどは決してありませんので安心してください
そうは言ってもお茶出すくらいはしたい、という方は職人さんの仕事の邪魔にならないよう
いつでも手に取ってもらえるようにペットボトル飲料などを用意しておくのがいいと思います
お茶出しは依頼するこちらも、職人さんも、ストレスなく行いたいですね
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