お家の探し方のちょっとしたコツ

お家購入&リフォーム

お家探しの方法は3つほどあるんではないかと考えます。

  1. 不動産屋さんへ行く
  2. 不動産ポータルサイトで調べる
  3. 探している場所へ出向いて足を使って探す

それぞれの探し方のコツ、注意しておいて欲しいと感じることをまとめてみました。

参考にしてみてください。

お家探しの方法

まず大前提のお話をします。

物件情報のほとんどは不動産屋さんで共有されています。

不動産業界にはレインズという物件情報検索システムがあって、このレインズに登録している不動産屋さんならどこででも同じ情報を共有できるのです。

そして巷の不動産屋さんは、ほぼこのレインズへ登録しています。

ということは、どの物件でも、どこの不動産屋に依頼をしても紹介してもらえるということです。

一時私も不動産業界で働いたことがあるのですが、物件の情報はほぼレインズで取り寄せていました。

これをふまえた上でお話していきますね。

直接不動産屋へ行く

対面でやり取りをしたい、と考える方でしたら直接不動産屋へ出向いて相談に行くという方法です。

顔を付き合わせて話をした方が意思が通じやすいメリットがあります。

気を付けて頂きたいのが、条件もそこそこにざっくりと話を聞いた後、すぐに物件へ案内する業者さん。
こういう業者さんはあまり良くないかなーと感じています。
きちんとした対応をしてくれる業者さんであれば購入したい条件などをしっかりヒアリングして予算を確認し、不安や疑問をきちんと解決しながらお家を紹介してくれたりという対応をしてくれるはずです。

対面で話をしながらお家を探したいのであれば、何社か廻って相性の良い担当者を見つけるのが良いと感じます。
一社に絞らない方が良いと思います。

先にお話しした通り、お家の情報は不動産業者共通です。
どこの不動産屋でも同じ物件を紹介することができます。

ですが購入への進め方は担当者によって大幅に変わります。
自分たちの意思を汲んだ進め方をしてくれる担当者へお願いしたいものです。
ごり押しするような担当者は絶対に避けてくださいね。

不動産ポータルサイトで調べる

アットホーム・SUUMO・ホームズが有名ですね。
住みたい場所や条件を選択すればその条件に合うお家を絞り込んでくれます。

空いた時間に探すことができますし、たくさんの情報を仕入れることができます。

探し方のコツですが、自分の中で「絶対に譲れない条件」と「譲歩できる条件」ってあるじゃないですか?
ここで「絶対に譲れない条件」についてもう一度よく考えなおしてみてください。

例えば○○駅じゃないとダメっという条件、
もしかしたら近くの路線の●●駅の方が生活するのに便利だったりしませんか?

○○駅じゃないとダメという絶対に譲れない条件を、
譲歩する条件として一度検索してみると、あれ、意外とこっちの●●駅の方が商店街が活気あるし、通勤にも便利かも、とかいう思いがけない発見があったりします。

探すのに手間もかかりませんので楽しみながらいろいろ試してみてください。
私は不動産屋に勤めていた時からこの方法で探していました。

ちょっと視点を変えてみるだけで今まで考えなかった生活の楽しみ方が浮彫になったりして、
そしてお客様からも、あ、こんな物件もあったんですね、なんて喜んで頂けたこともあったので。

ぜひ試しにやってみてください。

探している場所へ出向いて足を使って探す

この辺りに住みたいな、という希望の場所があるのであれば
その場所へ出向いて歩いてみたり車で周囲を走ってみたりしてお家を探してみるという方法です。

売り物件にはたいてい仲介業者の看板が掛かっています。

周辺環境を確認することがメインで、ついでにお家を探してみるというスタンスで行ってみるといいかもしれません。

おそらくそのお家もポータルサイトで紹介されているはずですが
パソコンの画面で条件を確認するのとは違った発見があったりします。

条件に合ってないな、と候補から外していたのに実際はけっこう良かった、
みたいなこともあるのでやってみる価値はあります。

未公開物件はおいしい物件?

未公開物件って聞くととても魅力ありますよね。
確かに不動産屋によっては未公開物件を持っていることもあるんです。

自分の家を売りたい、という方はたいてい地元密着型の不動産屋へ声を掛けると思います。

その物件を売りますよ、という不動産屋と売主との契約の状態によって数日間レインズへの登録に猶予があったり、
売主の都合でおおっぴらに売りに出していることを宣伝しないで欲しかったりといった事情があったりするとその業者だけの未公開物件となるわけです。

公になっていない物件情報だけに貴重なカンジがしますが、そのお家が良い物件かどうかはまた別の話です。

ちょっと裏話をしますと、自社の売物件に自分で客付けをすると
担当者は売主と買主から両方の手数料からの報酬を得ることができます。

通常、ポータルサイト等から別の業者が客付けした場合、
売主からの手数料は自社・買主からの手数料は客付け業者と分かれて手数料を得ることになるのです。

それが倍額を得られることになるので、なるべく買主も自社で契約をしてもらいたいのです。

なので「うちの会社では未公開物件ありますよ~」「外には出していない情報もありますよ~」なんて宣伝してたりして、買主を自分のお客として囲い込んでしまうこともあるのです。

確かにその未公開物件が条件的にもピッタリ合うものもあるかもしれません。

その場合はとってもラッキーです。
ですがその物件が相場と比べて割高にはなっていないか、などきちんと精査したうえで購入検討はしてくださいね。

まとめ

何も分からない状態で不動産屋さんへお話を聞きに行ってしまうと、極端な話売れ残っていたりする物件をなんとなーく買わされてしまったり、ということも起こるかもしれません。
良いか悪いか、営業さんはとても人当たりが良かったりするんです。この人の言うことなら大丈夫かなーなんて…

ダメですよ!他力本願ダメです!昔、自分が経験したことなのでとっても反省しています。

特に低価格の中古住宅は何かしらの問題はあるのです。

その問題が自分にとって許容範囲かどうか、それを見極めるためにも不動産屋さんへ出向く前準備として

  • 土地の相場
  • 災害の起こりやすさ
  • 法律的に不利益にはならないか

など紹介してもらいたい土地の状況をざっくりとでも把握して臨みましょう。

ある程度の知識を持って臨むと不動産業者さんのウソも見抜くことができますよ。

お互い良いお家探し、がんばりましょう!

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