ストーマ用品を給付券を使って購入するまでの流れを実例でご紹介

ストーマ用品 両親の老後を支える

ストーマのパウチやアクセサリー類は給付券で買うことができるんだよ!

家計への負担が減って助かるね♪

でも給付券ってなんだろう?

どうやってもらえるのかな?

ストーマに取り付けるパウチや、パウチを取り付けるためのアクセサリー類って結構お高めなんですよね

それでもストーマを持つ人にとっては生活必需品

必ず手元に無いと困るものです

そんなストーマ用品を購入する場合、給付券を使えば家計への負担も少なくなります

今回は給付券を受け取るまでの手続きのしかたと

実際に給付券を使ってストーマ用品を購入するまでの流れをまとめていきたいと思います

うち、ほのか家で実際にやった手続きの流れです

  • ストーマのパウチが買える給付券ってなんだろう
  • 給付券はどうやったらもらえるの?
  • 給付券の使い方が知りたいな

このような疑問がある方は読んでみてください

  • ストーマを造設された人
  • ストーマを造設された方のご家族
  • 給付券をもらうまでの手続きのしかたが知りたい人
  • 給付券を使ってストーマ用品の購入のしかたを知りたい人

このような方の参考になればうれしいです

給付券でストーマ用品を購入するまでの流れ

給付券を使ってストーマ用品を購入するまでにはいくつかの申請をしなければなりません

おおまかな流れはこちら

給付券でストーマ用品を購入するまで
  1. 身体障がい者手帳の交付の手続きをする
  2. 日用生活用具給付の申請をする
  3. 給付券をストーマの販売業者へ送る

なんかややこしいですね

ひとつづつ説明していきますね

ところで、そもそも給付券ってなんだ?

てことですよね

給付券ってなに?

給付券というのは社会福祉制度の福祉サービスの一つです

正確には『日常生活用具給付券』といいます

  • 永久的ストーマを造設
  • 身体障がい者認定される

ストーマを持つ方は、この条件がそろうと日常生活用具の給付券をもらうことができます

給付券は申請することでもらうことができます

日常生活用具っていうのは障がいのある方や難病の方が

自宅での生活がしやすくなるようにということで給付してもらえる用具のことです

身体障がい者手帳の交付の手続きをする

ストーマを持つと身体障がい者の認定を受けられるので

まずは身体障がい者手帳の交付をしてもらうための手続きをします

身体障がい者手帳を受け取るまでの手順
  1. 病院で診断書を作成してもらう
  2. 役所で交付の申請をする
  3. 認定されたら役所で手帳を交付

病院で診断書を作成してもらう

病院の窓口で診断書作成の手続きをします

作成してもらうのに少し時間がかかるようです

うちの場合は父の入院中に作成の手続きを済ませ

あとは看護師さんが手配をしてくれたようで退院時にいだけました

通常であれば診断書をいただくまでに1週間ほどかかるようです

診断書を受け取るには支払いがありました

うちは5,500円支払いました

役所で交付の申請をする

診断書を持って役所に行き、障がい者手帳の交付申請をします

役所によって名称が変わると思いますが

おおむね『障害福祉課』というところで手続きができます

審査には1〜2ヶ月かかります

うちは2ヶ月かかりました

手続きに必要なものは

  • 病院でもらった診断書
  • 身分証明書(マイナンバーカードなど)
  • 印鑑
  • 源泉徴収票(所得の分かるもの)
  • ※銀行口座の番号

※自治体によっても必要なものが変わるようですのでご注意ください

※自治体によって、診断書にかかった費用を助成してくれる場合があります

その費用の振込先口座を聞かれるので控えておくとスムーズに申請ができます

身体障がい者の認定をされたら役所で手帳を交付

審査の結果は書面で郵送されてきました

認定ということなので再び役所へ

手帳の受け取り手続きをしに行きます

うちの父は身体障がい者4級認定でした

障がい者手帳
障がい者手帳

日用生活用具給付の申請をする

身体障がい者手帳の受け取り手続きといっしょに

日常生活用具給付申請書を提出してしまいましょう

うちの場合は同じ『障害福祉課』で手続きができました

手続きに必要なものは

  • 障がい者手帳
  • 身分証明書(マイナンバーカードなど)
  • 証明写真(3cm×4cm)
  • 印鑑
  • 源泉徴収票(所得の分かるもの)

ストーマ用品購入業者さんの指定

手続きの際にストーマ用品を購入する業者さんを指定します

役所に登録されている業者さんだと手続きがスムーズです

おそらくは、ストーマ造設した病院で業者さんを紹介されていると思います

このあたりは地域密着感を感じました

例えばネット販売店にしたい、という場合

ネット販売店さんの申請を自治体にしたあとに認定を受けたら

その後に指定できる、という流れなので時間がかかるそうです

指定したストーマ用品販売業者に見積りを依頼

指定したストーマ用品販売業者に見積りを依頼します

うちの場合は役所の方で依頼してくれました

その見積りっていうのが何のことなのか詳しくはわからないのですが

給付券を利用するための事前の手続きみたいです

見積もりを済ますと給付券が自宅に届きます

※給付券は自治体から直接、見積もりした業者さんに届くこともあるようです

この給付券は指定したストーマ装具の販売業者に使うことができ、

これでストーマ用品の依頼ができるようになります

給付券をストーマの販売業者へ送る

日常生活用具給付申請書を提出してからしばらくすると給付券が役所から届きました

うちの場合はA4の紙でした

給付券が届いたら先日指定したストーマ用品販売業者へ送ります

うちの場合は、指定したストーマ用品業者さんから

給付券を送ってくださいという旨の書面が届いて

返信用封筒に入れて送りました

給付券の使い方

うちは4ヶ月に一度のペースで役所より給付券が届く予定で

月々8,000円ほどの助成をうけることができるようになりました

給付される金額や期間は自治体によって異なるようです

例えば認定されたのが4月で

4・5・6・7月分 × 8,000円 = 32,000円

これが4月から7月までに助成される金額です

4ヶ月間でこの金額内に収まらない時は実費になります

ストーマ用品販売業者さんから振込用紙が届くのでそれで支払います

8月からは新たに4ヶ月分の給付券が届いて

再びストーマ用品業者さんへ給付券を送る、という流れです

ストーマ用品の買い方

ストーマ用品業者さんによっても異なります

うちでお願いしている業者さんは、電話とFAXがメインの様です

一応ネット注文もできます

ストーマ造設した病院に父が入院中

この業者さんとの面談という時間がありまして

その時に用品カタログをもらっていましたので

品番をお知らせして、自宅に郵送してもらう、という流れで購入をしています

まとめ

給付券をつかってストーマ用品を買うまでの流れを紹介してきました

給付券でストーマ用品を購入するまで
  1. 身体障がい者手帳の交付の手続きをする
  2. 日用生活用具給付の申請をする
  3. 給付券をストーマの販売業者へ送る

給付券をつかってストーマ用品を購入するまでには約2ヶ月半かかりました

うちの場合ですが、

日用生活用具給付の申請をしに行った日からストーマ用品を購入することができました

「見積書はこちら(役所)が送っておきます

後日届く給付券をストーマ用品業者に送ってもらえればいいので

今日から購入しても大丈夫です」

とのことでした

実費の負担をおさえるために早めに給付券をもらいたい方は

・病院の診断書の手配

・障がい者手帳の交付手続き

を早めにされることをおすすめします

申請には時間も手間もかかりますが、この助成は大変ありがたいです

感謝!

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