障がい者手帳を持っているとできることってなんだろう?
支援サービスがたくさんあるみたいだね
うちでは高齢の両親が身体障がい者手帳を交付して頂いています
父が4級、母が2級です
ふたりとも病気で通院中でどうしてもお金がかかってしまいますので
支援してもらえるのは本当にありがたく心強い制度です
この障がい者手帳
これを持っているといろいろなサービスを受けることができます
はじめは医療費が軽減できるということで申請しましたが
調べてみると実にさまざまな支援をしてくれていることが分かりました
障がい者を支える家族の負担がちょっとでも軽く、
そして障害を持つ方の生活がちょっとでもしやすく楽しくなればいいな
そんな風に思いましたので今回は
たくさんある障がい者手帳ができる支援サービスについて
こんなことをまとめてみました
実際にうちでも活用させていただいているものもありますので
その実例も確認してもらえればと思います
きちんと知ってありがたい制度を活用させていただきましょう
障がい者の支援サービス
前提として、
『両親は子が扶養をしている状態』
『高齢者』
『身体障がい者』
という支援についてのまとめです
扶養されている状態や認定されている障がいなど
状況によって支援のされ方が変わってきます
高齢の身体障がい者が受けることができる支援サービスはこの3つです
身体障がい者手帳の交付手続きの仕方はこちらを参考にしてみてください
実際にやった手続きの仕方をまとめています
医療支援
医療費の助成サービス
身体障がい者は自治体が医療費の助成をおこなっています
「受給者証」を医療機関の窓口に提示で一部の支払いで済みます
うちの場合は「高齢受給者証」といっしょに提示して助成サービスを受けさせてもらっています
助成内容は自治体によって、また障がい等級によって変わります
補装具の助成サービス
車いすや歩行器、補聴器などの購入・修理にかかる費用の助成です
自己負担は原則1割です
注意は補装具の購入修理については、自治体の認定が無いとサービスを受けることができません
自分で勝手に購入してしまったものに対しては助成サービスは適用されません
うちの場合、母が乗る車いすが必要だったので
ホームセンターで買ってきた後に
役所に助成してもらえますか?って問い合わせたら
それはムリ!と断られました
障がい者手帳の助成サービスでは適用しませんが
場合によっては介護保険のサービスで助成をしてもらえるかもしれません
あと、うちで活用させていただいているのが
父のストーマ装具を購入するときです
給付券を発行して頂いています
こちらは役所に事前に手続きをしにいき、無事に活用させていただいているものです
リフォーム費用の助成サービス
バリアフリーリフォームなど住宅改造費用の助成です
障がい者が生活をしやすくするための住宅改修工事
たとえば玄関の段差解消工事や手すりの取り付けなどです
障がい等級によって助成される内容が変わります
割引支援
割引サービスもたくさんあります
- 鉄道、バス、タクシー、飛行機などの交通運賃
- 高速道路通行料
- 駐車場の利用費
- 公共料金の免除
- 携帯電話・NHK方法受信料
- 美術館、博物館、動物園入場料
などの割引サービスが受けられます
手帳の提示だけで割引サービスを受けられるものが多いです
サービスにより自治体へ事前に申込みするものもあります
タクシー券などがその例です
お住いの自治体の福祉課窓口に問い合わせしてみてください
おでかけの時に使える割引情報♪
こちらは割引サービスを受けられる施設をまとめてくれている便利なサイトです
おでかけ先で施設などが割引で楽しめるかもしれません
たとえば京都の南禅寺
こちらは身体障がい者手帳の提示で本人と付き添いの方1名が無料で見学できるそうです
※状況がかわっているかもしれませんので事前に確認してくださいね
税金支援
税金の控除や免除軽減が受けられます
所得税
障がい者を扶養している人が受けられる所得控除としては
- 障がい者控除 27万円
- 特別障がい者 40万円
- 同居特別障がい者 75万円
※特別障がい者=身体障がい者1級か2級
うちの場合は母が障がい者2級で同居しているため
「同居特別障がい者」にあたるため、75万円の所得控除を受けることができています
自動車税
本人かその扶養者が受けることができます
障害のあるところにより対応する等級が変わります
うちの場合は父の名義の車ですが、父が4級のため
対象にはならず自動車税の控除は受けられませんでした
3級からの制度のようです
預貯金の利子所得が非課税になる「マル優」
ひとりにつき元本350万円まで利子が非課税になります
制度を活用して非課税にするためには、口座を改めて開設する必要があります
「非課税貯蓄申告書」「非課税貯蓄申し込み書」を口座を作る金融機関へ提出します
まとめ
高齢者の身体障がい者の支援サービスは大きく分けてこの3つです
- 医療支援
- 割引支援
- 税金支援
支援される内容は
身体障害の等級やお住いの自治体の制度により変わります
身体の障がいがあると外に出で活動しようという気力もなくなりがちの様ですが、
割引などの支援があることで外に出やすくなったりして
生活にうるおいが生まれるような気がします
障がい者を支える家族にとって、医療費の負担はかなり堪えるので
このような助成があることで本当に助かっています
税金面でもこの控除はたいへんありがたいです
とても手厚く支援して頂けているこの制度を活用して
家族みんなで楽しく過ごせたらいいですね
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