屋根材の葺き替え工事の続きです
あらたに屋根材が葺かれます
前回の工事の内容はこちらです
崩れかけていた下屋に新しい屋根の下地ができました
ここから屋根材が葺かれて仕上げに向かい工事が進みます
下屋葺き替え工事②
3~4日目
- STEP5板金取り付け
屋根材と外壁の取り合いに雨押えと
屋根材の端のケラバと軒先の金物を取り付けます - STEP6屋根材を貼る
ガルバリウム鋼板の屋根材を貼ります
- STEP7バルコニーの復旧
はがした床材と取りはずしていた手すりを復旧
- STEP8軒天に板を貼る
はがれた軒天は撤去してから、
その他の部分は上からに新たに板を貼ります
【3日目】屋根材を貼る
板金取り付け
外壁と屋根の取り合いの部分は雨押えという板金を取り付けます
雨押えとは、屋根材と外壁のすき間に雨水が入り込まない様に境目をカバーする部材です
屋根と屋根の合わさる部分
屋根の頂点にもカバーをします
これは棟板金といいます
屋根の先端部分のケラバ金物、軒先金物取り付けます
板金工事は板金を取り付けている釘が浮き出ていないか、シーリングはされているか
そういったことを確認します
浮き出ている釘やシーリングが切れてしまっているところのすき間から雨水が入り込んでしまうこともあるためです
雨どいがあるところの屋根の先端には軒先金物を設置
屋根を伝ってきた雨水を雨どいに流すための金物です
これが無いと屋根の下地に水がまわってしまいます
屋根の板金工事はお家に雨水をまわさないためのとても重要な部材取付工事です
屋根の工事をされる際はこのような点も見てみてください
屋根材を貼る
屋根材はガルバリウム鋼板を選びました
- 腐食しづらい、錆びにくい
- 耐熱効果がある
- 軽くて加工しやすい
- 耐久性あり
といった特徴があります
この商品は「スーパーガルテクト」と言って裏側に断熱材もついています
雪止め金具もちゃんと設置されていました
あまり雪が振らない地域だから雪止め金具は要らないけどなぁ
降っても雪は軽いしそんなに大きな被害にならないんじゃない?
なんて思っていたのですが、
雪は凍るんですよね
屋根から落ちた雪が人の上に落ちてしまい怪我をさせてしまうかもしれません
これが上から落ちて来たらケガしますよね
実際にそういった被害もあるそうです
とんでもない思い違いに反省をして、取り付けられていたことに感謝をしました
【4日目】下屋修理完了
バルコニーの復旧
はがしたバルコニー床をもとに戻します
この作業が骨が折れだったようです
なかなか元の位置にはまらなかったりしているようでした
お手数おかけしました
手すりも一部外されていましたが、そちらも元通りに
手すりに取り付けていた目隠しシートも、私が取り付けた時より断然きれいにとりつけられていました
こんなところまできっちり復旧して頂いて本当にありがとうございました
軒天に板を貼る
剥がれ落ちかけている軒天の板は取りはずします
まだ使えるものはそのままにして、上から板を貼っていきます
屋根裏の換気のため、一部は有孔ボードが取り付けられました
軒天が壊れたまま放置してしまうと、雨漏りの危険ももちろんありますが
鳥などが巣を作ってしまうこともあるんだそうです
今回、軒天の補修工事するための情報を集めていた時にそんな記事を見つけたのですが
「そういえば屋根裏にコウモリが住み着いていたことがあったな…」
はがれた軒天の板を見ていてかなり昔のことを思い出しました
結婚した当初、窓の鍵がクレセント錠ではなくてネジをぐるぐるっと押し込んで閉めるような
古~い一軒家に住んでいたことがあるのですが
2階の狭い廊下に黒いつやっとした握りこぶしくらいの大きさのコウモリがうずくまっていた
あの時のようなびっくり遭遇をしなくても良くなったことにほっと胸をなでおろしています
6日間の予定だった工事ですが、4日間で終了しました
今後のお天気がずーと雨予報だったので急がれていたようです
急がれてはいましたがきれいに仕上げていただいていました
このあと外壁塗装になります
⇒【外壁塗装】に続きます
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